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| 本家NOMARKPORTALでもここFREECLASSでもジーンズ、若しくはジーンズに似合うものを載せると言ったポリシーの元サイト運営をしてきた。ホームページを開設して早9年。ついにそのポリシーを崩す事となる。 今から紹介するパンツはジーンズでもなく、ましては米国製でもない。 イタリア製のチェックパンツである。大よそアメカジサイトには似つかわしくない、そしてそこら辺のパンツはどこぞのイタリア風オヤジのブログにでも任せておけば良かったのだが、そこいらだけに任せておくのはもったいないと思った次第。 それほど私にとって衝撃的だった。 恐らくアメカジサイトで初のチェックパンツのレポート。 |
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| 昨今(2007年ごろから)の日本のメンズパンツトレンドを話す。インポートデニムブームの終焉でジーンズは徐々にトーンダウン。市場全体で見ると、ジーンズはバックストラップやジップポケットなどのディテールの流行はあるものの、ベーシック回帰と言った印象だ。世はアメカジブーム。アメカジ=ジーンズが直結しそうだが、雑誌で掲載されているジーンズの数は去年の今頃と比べても確実に少なくなっている。そこで台頭してきたのカラーパンツである。 パンツメーカーの展示会に行く機会があったのだが来期は更にバリエーションが増えていく模様。ジーンズが売り辛い環境になっているようだ。そんな状況だったのでジーンズ一辺倒だった自分も市場もカラーパンツは非常に目新しく映った。特にチェックパンツが。色々見てはきてたが、とあるショップで目に留まったのがこれだった。 |
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| PT01(ピィティゼロウーノと呼称)。去年あたりから雑誌に紹介されまくり。特にデニムを各誌取り上げられえて美シルエットだの何だの。正直デニムはスラックスのデニム版のそれであり、脳内でデニムスラックス=ダサいが直結してしまう自分にとってどうでもいいものとう認識だった。チノーズも紹介されていたものの、ディッキーズ874こそ不朽と考え、手を出さなかった。しかし必ず添えられる美シルエットと穿き心地。これだけが何となく引っかかっていた。 何時の間にか30台に突入し、ジーンズしか穿かない(ジーンズしか持ってない)のも情けない。GTAやインコテックスだとまだ抵抗感があった。 抵抗感とはウールパンツ。普段コットン100%しか穿かない者にとって獣毛のパンツはスーツの下。スラックスという印象。 アメカジ街道を歩んできた自分にとって未知過ぎて着こなす自身が無かった。 それでの選択肢がここんちだった。 |
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| 1本だけあったそれはサイズが調度自分サイズ。最近ようやく自分のイタリアサイズが分かってきた事もあり、早速試着する事に。なんとボタンフライ。力ボタンやベルト通しもつく、何より裏テープが凝っている。"garment
dyed""double twisted"のテープ。強撚コットングレンチェックに製品染め。強撚した生地を織ると甘撚りよりも硬く、シャリ感のある生地に仕上がる。製品染め(後染め)はパッカリングが綺麗に出たり、穿き込んだような風合いを出すのに用いられる。強撚コットンの硬さを製品染めで柔らかくするといったのがメーカー側の意図だろう。たった2つのテープで色々な情報を考えさせてくれる。普通の服だったらショウラベルの隅っこに書くぐらいの事を態々内側に貼る辺り、服好きや業界人には楽しい仕様だ。 穿くまで気づかなかったが何と2タック仕様だった。2タックを穿くのは人生で2度目。中学生の洋服のことがあまり判っていなかった時のこと。ディスカウントストアで投売りされていたポロカントリー2タックチノが人生初のツータックトラウザーだった。腰周りがかなり余裕なそれは10代には早すぎた。大人びた・・・いや、親父臭いシルエットに閉口して文字通り父親に譲った。それ以来チノーズはノータックを通してきた。かなりの不安がこみ上げてきたがそれは取り越し苦労だった。 |
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| バックポケットとサイドポケットは両玉縁。前身ごろにはコインポケット付き、カラーがカーキだったらそのまんまチノーズである。後ろ身頃に少しドレープが見える。これが腰回り穿き心地のよさの秘密。股上はツータックでありながら現代風のローライズ。 もはやローライズがスタンダードな為、自分にはレギュラーライズとも思える。腰から下はかなりテーパーかかっており、スリムに近いシルエット。 |
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| 裾幅はなんと19cm。センタープリーツは目線を中心に持ってくるので更に細く見せる効果がある。かなりすっきりした印象になった。 ちなみに自分が持っている一番細いウエアハウス=ラングラータイプだとこうなる。 |
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| これも十分細いのだが膝下の細くみせるのはPT01の方に軍配が上がる。 | ||
| ■BRANDS トリノで生地屋を営んできたFASSINO家の四代目である"PIERANGERO"氏が新たに創設したメンズ専業のパンツメーカー"PT01(ピーティーゼロウーノ)"。 "PT01"とは※PANTALONI TORINO(=トリノのパンツ専業メーカーの意)つまりトリノに拠点(本社)を持つCOVER社から由来し、同時にPANTSのNO.1という意味から命名された。 主にイタリア国内のセレクトショップで高い評価を得ていたが、2008年春夏コレクションより"MARIO STEFANO MARAN"氏を迎え、ブランド名を"COVER"から"PT01"に改名。今回"PT01"として再スタートするにあたり、最も重要な役割を果たしているのが "MARIO STEFANO MARAN"。 彼は長年"INCOTEX"に在籍し、約9年前にスーツ・ジャケットメーカーであるBOGLIOLIに移籍し、大成功を収め、昨年BRUNELLO CUCINELLIに移籍、その後すぐに今回のプロジェクトの為にCOVER社に移籍。彼の経歴から、イタリアの上質なメンズクロージングに関しての造詣の深さ、そして時代の要求する感性の鋭さが伺い知れる。複数の会社を渡り歩く辺りにイタリア人らしさを感じる。 同社は2007年高級パンツメーカーの生産拠点であるルーマニアの工場を買収し、トップクラスの生産ラインを自社ブランドの生産に充て、各著名ブランドのOEMを手掛ける。イタリアにおいては2007年秋冬からすでに展開されており、各都市の著名なブティックで大きな話題を呼んでいる。 |
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| 株式会社トレメッツォ(輸入代理店) SITE: http://www.tremezzo.jp/ PT01(イタリアサイト 現状は表紙のみ SITE: http://www.pt01.it/Vuoto.html |
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| 2008 FREECLASS製作委員会 | ||