Lee
101J COWBOY
Edwin=Lee Lot.1011-00 1934 Replica

 LeeのGジャンで有名な101Jシリーズ。リーバイスのGジャンとは異なり、デザインは大別して2種類のみである。前期のものをカウボーイJK、後期をライダースJKと分けて考えるのが一般的で、今回のものは前期のカウボ-イJKの方である。オリジナルはこのカウボーイJKとスリムジャケットと呼称していた。その背景には鉄道作業員用の「ロコジャケット」や”91”などシルエットがゆったりしたカバーオールを先にデビューさせており、それらに比べると体にピッタリくるシルエットだったのでそう呼んでいたようだ。
 カウボーイJKのデザインはリーバイスのファーストJKに酷似しているが随所にリーならではのデザイン意匠がある。その差異については後ほど言及していこう。
 このレプリカはレプリカ全盛時代90年代中ごろに発表され、あまり話題になることもなくドロップアウトした可哀想なモデルである。レプリカとしての完成度は高く、リーの人気のなさと知名度の低さが裏目にでてしまった。現在は店頭在庫のみと思われる。
こういう背景、ぶ〜は大好きです(笑)
 カウボーイJKでも年代で3種類の織ネームが存在し、これは2番目の織ネーム通称「白タグ」である。年代別では「ハウスマーク」->「白タグ」->「赤タグ」という順番になっている。
 レプリカで発表されたカウボーイJKはこの2番目と3番目タグのもののみである。
 ボタンは真鍮製2針のもので、このモデルでは全て"Lee COWBOY"の刻印のものを使っている。オリジナルのボタンデザインはまちまちで、"UNION MADE""UNION MADE by Lee"の刻印のものや大戦中は月桂樹ボタンのものも存在する。
 リベットは凸部の突起を潰したリーならではのリベットで計8箇所に打ってある。
 前立てをめくると耳が現れる。。リーバイスとは異なり、こちらは片側のみの耳使いとなっている。こちらは紺耳だが、オリジナルではこの耳のほかに白耳や黄耳なども存在した。
 腕繰りや肩部などはすべて3針ステッチが施されており、強度の向上を図っている。無骨なディテールながらワークウエアメーカーならではの拘りである。ちなみに赤タグになると全て2針ステッチに変更されるがそれはリーバイスでも余儀なくされた第二次大戦の影響による運針数削減によるものである。
 また前面の2重プリーツはリーバイスと同様だが、プリーツ押さえのステッチはリーバイスが長方形にステッチしているのに対してリーは線縫い(2重縫い)のみである。
 リーバイス1stJKと同様にバックストラップを付けている。金具は針金タイプの真ちゅう製。レプリカなので残念ながら針仕様にはなっていないので近いうちに改造する予定。
 リーバイスと大きく違うところはリーバイスが背面をプリーツでゆとりを持たせているのに対してリーは2針ステッチで始末している点である。
 ポケットはフラップ付でリーバイスがスクエアなデザインにたいしてリーはラウンドタイプである。中にはお約束のユニオンチケットが縫われている。


 久々に懐かしいものに出くわしました。もはや存在すら知らない人がいるかもしれませんが、edwin=Leeは真摯にレプリカに携わってきました。ジーンズもそうですが、ジャケットもかなりの力の入れようだったと思います。良作でGジャンの価格帯を考えると安すぎでCP丸高なだけに世間ウケが悪いのが非常に残念です。
「リーバイスタイプだけがレプリカではない!」
ぶ〜は今後もエドウィン=リーを応援します。

参照文献:「オリジナルぶ〜かいぶ」

































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