SUGAR CANE
321-M41028
1890s Levi's 501XX model replica

 レプリカジーンズブーム真っ只中だった1995年。そんな中で出されたのがこのモデルでした。限定300本で出されたこれは瞬く間に店頭から姿を消しました。今改めて見るとディテール的には間違っているところが多々あるのですが、本家が「125」を出す遥か昔にこのモデルが出されたのは興味深いところです。シルエットはジーンズではなくオーバーオールと呼ばれていた時代のものだけあって図太いです。バギージーンズに通づるものがあります。ベルトループがないのでサスぺンダーで吊り下げて穿きます。
 ヒップポケットは片側(右側)にだけ付けられています。ポケット口はツインニードルではなく、シングルで縫われいます。隠しリベットがまだ考案されていない時代の復刻なので剥き出しでリベットが付いてます。シュガーケーンおなじみのアーキュエ○トの途中打ち切りはちろんこのモデルでもやっています。唯一不満なのは赤タブが入ってしまっていることです。この時代のモデルだと「あってはならない」なんですが、ちょっと残念です。
 パッチは真中にあったように糸だけが縫われています。これも昔のシュガーケーンのお約束ディテール。サスペンダーボタンは月桂樹のものを使っています。
 バックストラップは30年代のストラップモデルに比べると少し長めに作られています。シンチはM41030と同じもので針仕様ですが、この時代のものだと針金を曲げた原始的なものを使っていたのでここもしっかり再現してもらいたかったです。
 トップボタン・フライボタンともサスペンダーボタンと同じ月桂樹ボタンです。見えずらいですがしっかりクロッチリベットも入っています。ステッチはオールシングルでやってほしかったのですが、チェーンステッチも使われています。あと個人的にベルト部は耳使いにしてほしかったです。
 コインポケットは当時のディテールにならってかなり上部に縫い付けられていています。ポケット口がシングルなのもよく出来ていると思います。コインポケットはもちろん耳使いです。
 赤耳仕様ですが、ピンクに近い色です。糸が気持ち太めです。
 
 ディテールは時代考証をしっかりしていなかったのか甘い部分がありますが、¥23000でやるには限界だったのでしょう。同じ時代のモデルをウエアハウスが復刻しましたが、オールシングル縫いで三万ちかくしたと思います。現代では難しい復刻なのかもしれません。
 そもそもこのモデルに出会ったのが高校生の頃で、ブー○の洗礼をうけた僕はすっかり「年代が古ければ古いほどよいもの」と考えてでした。そんな中で出されたものですから、「シュガーケーン」もすごいの発表したなとかなりほしかったのですが、高校生の時分にジーンズに二万円以上も出せるわけもなく、何時の間にか忘れてしまってました。
 時が経って2000年。ヨコハマで行ったオフ会(通称ハマオフ)で偶然このモデルに再会しましたが、予算が足りず断念しました。が、数日後にいつもお世話になっているkyo-1さんから安くなったこのモデルを発見したとの情報が入り、購入に至りました。もしネットをやっていなかったら手に入らなかったモデルです。改めてネットの素晴らしさを感じました。
参照文献:オリジナルぶ〜かいぶ special thanks for Mr.kyo-1


































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