Levi Strauss Japan
Lot.501XX-OR
1960s model replica US products

 リーバイスジャパンが最初に手掛けた米国製復刻初の501XXです。501XXと呼称していますが60年代後期をモチーフにしているので正式にはXXモデルとは呼べるものではありません。復刻の内容としても自社の歴史研究不足or妥協の産物と言えるお粗末なものになっています。1996年に絶版になり、501XX-55年モデルへとその座を引き渡すことになります。また、1999年よりリーバイストラウスジャパンから正式な66Eモデルが復刻されており、こちらとの比較も機会があればやろうと思うのでお楽しみに。
 ヒップポケットは縫製はすべてオレンジ色のスパン糸で、本物ではビックEではなく66モデル以降に見られた仕様です。アーキュエイトの角度は鈍角なのでこちらは比較的ちゃんとできた復刻と言えるでしょう。ポケットの形状はサイズがウェスト36インチのためか横長の印象をうけます。
 フラッシャーは突っ込むところが多いです。まず”LEVI’S”(ビックE)で”SHRINK-to-FIT”表記はおかしいです。”LVI’S”であるならその上から”BAR TACKED AT POINTS OF STRAIN”と表記されていなければなりません。また”BAR TACKED AT POINTS OF STRAIN”の表記であるならば、”LeVI’S”(スモールe)表記でなければなりません。つまり”E”表記のものと”e”表記のものがごっちゃになっているのですね。ぱっと見は全然わかりませんが、あんまり気にしないところかな?穿くときはとっちゃうんだから・・・
 赤タブです。両面に「LEVI’S」の表記となってます。しっかりと刺繍になってます。しかしながら復刻として見るときにこれはビックEと言うよりはスモールeの66に近いのでむしろスモールeの赤タブの方が、復刻としては完成度が高まったと思われます。
 リベットは現行501と同じリベットが使われてます。打ち抜きじゃないっぽい?
 紙ラベルとリーバイスジャパンが国内向けに貼り付ける紙タグが縫い付けられています。ちなみに501XXの後に続く「OR」とは「Original unwash」の略称です。この表記の仕方は1999年に廃止され、以後は0000などの数字で表記されるようになります。始めの00で生地の種類、末尾の00でウォッシュの種類をあらわしています。
 トップボタンの裏側にも555の表記がありますが、これは生産工場を現しており、カリフォルニアのバレンシア工場の可能性があります。品質表示タグにより94年11月に生産されたことが分かります。

 これは僕が高校生時代に実家にある古いジーパン屋さんで買ったものです。本当は当時出たばっかの501XX(55モデル=当時16000円、生地変更により価格改正で19000円)がほしくて何度も訪れたのですが、タイミング悪く自分のサイズが売れてしまいました。そのとき店主(元エドウィンは本人談)がこれを薦めてくれました。自分的にはあまり復刻としてうまくできていなかったので敬遠してましたが、”生産中止”という言葉に惹かれ、「北関東の配送所に一本だけあまっていたのを引き上げてきてもらったんだ。ほんとは予約した人がいたんだが、取りに来ないから譲るよ。」という言葉にTKOをくらい即買いしてしまいました。何かそのモノ自体に物語りがあるものを買ってしまう癖はもうこの時すでにあったようです。今考えると買ってよかったなとは思いましたが、北関東の配送所ってどこなんだろう!?と思いました。現在リーバイスジャパンは平塚に配送センターを置いているのですが・・・・。ところでサイズですが、高校生時代はウェスト34インチでこれは洗えばそのぐらいのサイズになって丁度よかったのですが、現在は32インチなんで大きくて穿けません。そんなわけでタンスの肥やし第一号決定です。今は実家の自分の部屋(があった場所、現在は物置)に眠ってます。

参考文献 オリジナルぶ〜かいぶ

































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