Lee Japan
Lot.821 Rider Shirt

1960s model replica
5 year later
 Lee Japan(=EDWIN)が真面目に作ったウェスタンシャツ復刻第一弾です。非常に手の込んだ仕上がりなので販売は化粧箱入りでした。限定生産品で現在は店頭在庫を残すのみとなっています。地方のジーパン屋さんにならまだ眠っているかもしれません。
 ネームタグは当時のものと全く同じデザインで、運針数もちゃんと計算されています。Leeはカウボーイ向けに当時ジーンズなどを供給しており、それをカウボーイパンツ銘打ってましたが、1946年以降もっと都会的な名前に変更してイメージアップを図りました。それが”RIDER”だったわけです。もちろんその流れはボトムだけでなく、トップスにも及びました。なのでタグには「ウェスタンシャツ」ではなく”RIDER SHIRT”と入っています。”SIZE”の横に”SHORT”と表記されていますが、これは着丈の長さを表しています。もちろん”LONG”も存在していますが、背の低い日本人には到底似合いません。という訳で今回は”SHORT”のみ復刻されています。
胸ポケットにはジーンズのケツポケにも縫われているビスネームが入っています。スナップボタンは”DOT SNAPPER社”製のものを復刻しています。細部まで抜かりなしです。
 前身ごろと後ろ身頃はツインニードルで縫ってあり、最下部は「裂け」を防止するために「マチ」が施されています。古着などで古いシャツを選別するときに重要なディテールになります。現代のシャツでは高級シャツ以外には見られない仕様です。
 Leeは織ネームにも表記されているように”UNION MADE”なので”UNION CHIKET”と呼ばれるギャランティが縫われいます。米国衣料労働組合に入っていた証です。
 カフス部分(袖明き)は普通の袖開きとは異なり、袖先を剣型にした剣ボロ(または上手口=かみてぐち)が縫われています。これも一部のドレス・シャツにしか見られなくなったディテールです。

 このシャツはサイトを立ち上げる前に購入したもので5年ほど経ちますが、未だに青々としています(着る機会が少ないのが最大の要因です)。ですが、畝などは襟口に出てきており、もっと着込んだらかなりかっこよくなると思います。シャツは大きめサイズをダラダラと出して着るのが僕のスタイルだったのですが、これはジャストサイズでタックインでもダラ出しでもどっちでもokなので重宝します。もう一着買っておけばよかったと後悔しているシャツだったりします。

参照文献:「THE DENIM」 株式会社ワールドフォトプレス(1997)

































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