Wrangler
912DEN
80s model

 偶にはレギュラーものでも紹介しようと思います。と言っても501じゃ面白みがないのでラングラーです。古着で購入し、買った当初はヒゲが出てませんでしたがぶ〜の必死の穿きこみでうっすらと出てきました。色は買った時からこれぐらいの落ちでした。薄くてもヒゲが出る好例と言えるでしょう。
 レギュラーとは書きましたが、厳密には異なります。現在ラングラーはラングラージャパン、VFジャパンを経て、EDWIN=ラングラーとなってます。(厳密にはLeeJapan=wrangler)量販店で見かけるラングラーはほとんどEDWIN=ラングラーで日本独自の企画となってます。このモデルは日本では古着屋か並行輸入ショップでしか手に入らないメイドインUSAです。USラングラーとEDWINラングラーは全くと言ってよいほど異なり、USは普通のアメリカ人からカウボーイ向けで生産されており、価格帯も$30〜$50ぐらいで買える普通のジーンズといえます。一方EDWINラングラーは低価格路線の他に高級路線を打ち出し、セレクトショップとのコラボレートやよりファッションに向けたジーンズを製作し、価格もUSの2倍から4倍程度になっています。EDWINがなぜ高級路線を打ち出したかはEDWIN自体との競合を恐れたからと差別化を図るためだと思われます。
 塩化ビニールパッチは周りが剥げてきており、これはこれで中々の風合いです。人工皮革でも味が出るんですね。天然皮革から人工皮革に変わったのは意外に古く、50年代には人工皮革に取って代わっていました。何故かと言うと当時の顧客はカウボーイであり、カウボーイの命の次に大事なものと言われている鞍=サドルに天然皮革だと皮同士くっ付いてしまいクレームになったためです。ビスネームはリーバイスやLeeとは異なり、バックヨーク部に縫われています。
 ボタンは銅製でボタンもリベットも同色です。ファスナーは何とイデアル(アイディール)社のカムロック(俗称両ツメ)ジッパーです。イデアル社のファスナーは軍用に採用されることが多く、比較的歴史の浅いフライトジャケットのファスナーで見ることができます。ジーンズで採用されているのを見たのは初見でした。引き手に重量感があり、スコービルやタロンにはないアジがあります。
 インサイドタグにはラングラーの社名とスタイル名、そのほかサイズ・洗濯方法などが記載されています。ウエスト36インチはかなりブカブカ、しかもレングス短いので腰パンで穿いています。このタグはファスナー裏に縫ってあり、この仕様もずっと変わっていません。
 ラングラーと言ったらブロークンデニムと言うぐらい有名なブロークンデニムです。サイドシームはイン・アウト両方とも3本針で真ん中だけ何故か紺のスパン糸で縫われてます。両方とも巻き縫いしているのもラングラーの大きな特徴です。


高校生の時に入手して以来、偶に穿きたくなるジーンズとしてローテーションに含めています。
レプリカやクラフト系のような気張る格好でないときに穿きます。
参照文献:オリジナルぶ〜かいぶ

































下は広告です。たまに覗いてくださいね、うちの存続のため(笑)