Sugar Cane
M11317

1920s Levi's lot.213 motif
 SUGAR CANEの213タイプジャケットです。そもそも213とは1stジャケットと呼ばれる506XXに対する廉価モデルであり、1910年から30年代ごろまで生産されていたとされています。当時、リーバイスがジーンズ(ウエストオーバーオール)とデニムジャケットを販売していたときに、その爆発的な売上に目をつけた他社も真似てリベット付きのパンツやジャケットをリーバイスより安価に売り始めたため、これに対抗するために出されたものです。213に使われているデニムは506XXが”No.1denim”と呼ばれる”XXdenim”に対してNo.2デニム(他にNo.3、No.4を使ったジーンズも存在します。)というXXデニムよりオンスを下げたデニムを採用することでXXよりも安価に生産し、他社に対抗したのです。またデニムの他にボタンの変更などが加えられています。そして213の復刻とも言えるのが、このM11317です。残念ながら現在は廃版となってしまっています。
 ボタンは”SUGAR CANE&CO”表記で、黒ラッカー仕上げでしたが、洗っていくうちに剥げてきて、いい表情になってきました。ボタン自体は二本針でドーナッツ型です。素材は銅のダルシルバー仕上げ(メッキ)です。
 胸ポケットです。フラップ裏にはしっかりとリベットが打たれています。これは1stジャケットに見られる仕様で、507XX以降(2ndジャケット)ここはバータック仕様になってしいます。またフラップ裏はデニムが重なるためオンスの低い違うデニムがあてられています。もちろんフラップ裏との色落ちのコントラストも微妙に変わってきます。ちなみにこのモデルは13オンスです。
 腕の部分です。もう4年ほど着続けているので、いい感じにアタリと色落が出てきました。テンションのかかるところは剣ボロ部分はリベットで補強して、さらに閂止めが施されています。2ndジャケットも同じ仕様ですが、ボタンとボタンホールの位置が逆さまになります。
 内側は、めくると耳が施されているのが分かります。耳の色は赤の線が入っていないプレーンな白です。個人的に何か変な色の耳にするより真っ白の方が好きです。この仕様(裏地に耳を持ってくる)はセカンドまで続きます。3rdジャケット(557以降)だと裁断方法が変わってくるので、この仕様はなくなってしまいます。
 購入する際に一番気にいったところは尾錠です。PL法がうるさくなっていた頃だったので、クレームを恐れて各社二本針のストラップを採用していませんでした。しかし、当時SUGARCANEとダルチザンだけはこの二本針仕様になってました。(ウェアハウスは95年デビュー)値段からSUGARCANEを買うことになりましたが・・。もちろん、ジーンズに付いている尾錠とはひと回り小さい尾錠になってます。レプリカを買う人は細部まで拘ってほしいものですから、こういう仕様のほうがいいと思うのPL法云々気にせずに頑張ってほしいものです。また購入者も怪我等が留意するべきだと思います。


 ジーンズにあうジージャンがほしいと考えて、雑誌で価格と相談しながらこれにしました。どこのブランドも¥29800ぐらいが相場でしたが、SUGARCANEだけ¥23000という価格でしかも二本針を使っていました。価格と仕様で即購入というわけです。残念ながら1997年よりレプリカをやめオリジナルに移行してしまい、これらレプリカは全て廃版。在庫はお店に残っているのみになってしまいました。悲しい限りですね、旧作ファンとしては。旧作ファンがウェアハウスに移ったのもうなずけます。

参照文献:「オリジナルぶ〜かいぶ」

































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