Buzz Rickson's
Type B-15B modified

1945 The Gardener Corporation motif 1999 model
Buzz's code No.M13651
 インターミディエイトゾーンのフライトジャケットにおいて初のナイロン製フライトジャケットとなったのがこのB−15Bです。Aタイプの発展型で、センターファスナーのずれなどのディテールはは引き継がれています。これ以後陸軍航空隊(のちの空軍)のフライトジャケットはすべてナイロン製に移っていきました。
 オキシジェンタブ(ボックスタブ)は、この形状の物の中では(スクウェアタイプ)最も横長な造りになってます。B−15Bからより心臓に近い位置で、センタージッパーに平行した処に取り付け位置が変更されました。素材はホースハイドです。
 コードループもフロントポケットに付いているスナップボタンと同じモノになりました。MIL規格のブラス製です。 
 フロントジッパーは、クラウン社アルミ製スプリングカムロックジッパーです。バズリクソンでクラウンのスプリングカムロックジッパーは2種類ありますが、こちらは小ぶりなものになります。これは左肩に装着されているシガレットポケットに付いているジッパーと同じ大きさになります。引き手もオキシジェンタブと同じ素材(=ホースハイド)になってます。
 それまでにリリースされたクラウンジッパーから改善されたところが下のエンドボックスです。それまでのものはグリーンのプラスチック製となっていましたが、不評だったらしくアルミ製に改善されました。より”らしく”なっていますが、”CROWN”の刻印ではなく、”CANE”の刻印になっています。クラウンネームは作れなかったのですかね・・・残念です。
 ウーブンラベルにはもちろんモディファイドラベルが上から縫いつけられています。タイプやサイズなどはスタンプで押されており、微妙にずれてたり薄くなってたりするのがかえってリアルですよね。
 左腕のアーム部分に付いているシガレットポケットです。Aタイプからの大きな変更点はシガレットケースを増設した点です。多くのパイロットはスモーカーだったことを伺えさせます。ハードケースもソフトケースも収納できます。先にも書きましたが、センタージッパーと同じものがここにも採用されています。
 フロントポケットの布地はコーデュロイからナイロン×ウールのダブルフェイスに変更されました。当時のミルススペックと同様の生地を織れる織機が現存するものがかなり少ないらしく、しかも稼動できるものになると極限られてしまうようです。隠れたところですが物凄く拘っているディテールです。
 ジャケットの裏地もB-15Aのアルパカ地からナイロン地に変更され、インターライニングはコットン・ウールパイルに変更されてます。パイル地は毛足が長く引っかかってしまい、着脱に問題が生じたためナイロンのライニングをつけることによってすべりをよくしたわけですね。
 前立ては先が角張っています。MA−1の初期型まで続く仕様です。斜めにステッチが入っているのは中のコットン・ウールパイルがずれないようにするための仕様です。


 1999年に購入したものです。この頃になると「全て揃えたる」という意識が完全に芽生えていて、出たらすぐに新宿のジャンキースペシャルに行ったことを覚えてます。カラーがオリーブドラブでしかもセンターファスナーがずれているので意外と着こなしが難しいので出動回数は少ない方になってしまいます。B−15A同様もっと着込んでやらねば・・・。

参照文献:「FLIGHT JACKET CATALOG 1999」株式会社ワールドフォトプレス

































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