Cushman
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| 名古屋は広小路通り沿いにある古着の老舗「Don't」。所謂ジーンズ3大ブランドの他、マイナー系(インディペンデント系)ブランドも多数取り揃える今では貴重なショップである。名物オーナーは日経紙にも登場し、彼を慕って県内外から多くの人が集まるカリスマショップである。(サイト管理者の支持はかなりのもの) そのオーナーが何十年もかけて集めた1930年代から1960年代までのヴィンテージウエアから選りすぐりをピックアップし、日本人の体形に合わせて作ったのが「クッシュマン」である。氏の拘りは半端ではなく、ヴィンテージマニアも唸らせる。毎年様々なアイテムを発表している中で今回はジーンズのしかもマイナーブランド、シアーズローバックスのウエスタンジーンズの復刻をレビューします。 シアーズ社の話は長くなるので詳しくはそのうちUPされるであろう「ぶ〜かいぶ」をご参照されたい。シアーズで有名なデニムブランドと言えば、ヘラクレス(またはハーキュリーズ)ともう一つはこのローバックスである。ローバックスは社名を冠するだけあって19世紀ごろよりブランドとして存在し、1980年代まであったようだ。このジーンズは1950年代から70年代ごろに出されていたカウボーイ向けのジーンズの復刻で、他ブランドがどこか3大ブランドに近いディテールを有するに対してオリジナルティ溢れるディテールを有している。もはやデットストックで自分のサイズを探すのは困難であるが、デットストックを望まなければ復刻よりも安い価格で手に入ってしまうのは販売先には内緒の話である。 |
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| まずはヒップポケットから見ていこう。スクエアなカッティングでリベットはむき出しになっている。二枚剥ぎで付け根は閂の処理。センターに革パッチを有する。「クッシュマン」のブランドネーム以外はローバックスと全く同じ仕様だ。あて布は施されておらず、どこかラングラーにも見えるが、どこか違う。そんなマイナー感が大好きだ(笑) | |
| 紙タグと織りネームである。紙タグはベルト部に縫われており、未防縮であるのとこのジーンズの利点を謳っている。昔のジーンズは労働着であり、頑丈さを織りネームやフラッシャーでアピールしていた。(今でも名残でフラッシャーに書かれたりする。)ぶ〜はローバックスのデットストックを見たことないのでこの紙タグが付いていたかどうかは分からない。その辺はオーナー所有のものを参考にしただろから抜かりないだろう。織りネームはセンターベルトループに縫われている。センターベルトループは他3大ブランドにはないユニークなデザインでループを2つVの字で合わせたような太いものである。ユニオンメイドとオールコットン表記が泣かせる。 | |
| センターボタンはスナップ式で画像では黒っぽく見えますが実際の色はシルバーです。リベットはLeeのワークウエアでよく使われていたUFOリベットを採用。どちらもスコービル社製のものと思われる。 | |
| ポケット口も大きな特徴だろう。3大ブランド(さっきから比較の対象にして申し訳ないが)抉れてラウンドした形に対してローバックスモデルは逆に反ったラウンド型をしている。モノを落とさない工夫かと思われる。ウォッチポケットはリーバイスのようなホームベース型をしていた。耳使いではない。 | |
| スレーキはグレイ色の杉綾織だ。実物は普通のツイルだったのでここはアレンジかと思う。それにしてもマニアックなアレンジだ(笑) | |
| 耳は赤耳で幅は広め。最後まで綾織だ。実物ローバックスは年代によって耳の仕様が様々で、ぶ〜が確認した中では両耳使い(平織り黄色耳、)片耳使い(平織り、黄色・青色?)など様々であったが対外平耳使いで幅は広めだった。60年代のものになるとVATも(硫化染料)登場し、同じ型にしてはバリエーションが豊富だった。そう考えると息の長いモデルでカウボーイにある程度認知されていたのかもしれない。 | |
最初に書きましたが、これ実は市販品ではないようなのです。仕様が違うそうで入手経路は不明ですが、どんなもんだったか気になります。 それにしてもジーンズを作るに際して最初にローバックスを復刻しようとする姿勢、はっきり言って大好きです。リーバイスタイプ(しかもアーキュエイトになっちゃうやつ)を出せば売れていた(今も?未だに売れる??)頃の復刻としては素人お断り感が強いですね。玄人にしか好まれんでしょ、普通。こういう姿勢のブランドほんとにないです。それだけに大切にしたい気がします。 |
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| 参考文献なし | |
下は広告です。たまに覗いてくださいね、うちの存続のため(笑)