M.O.C.Ltd.Inc
MIL-J-8279D replica |
| 1998年日本のフライトジャケットブランドが復刻に力を入れている頃、サープラスストアの草分け的存在であるMASHが送り出したのがこのMA-1 Dタイプである。マッシュのフライトジャケット復刻はL−2Bに続き2作目となるが実物パーツを多用したこのモデルは450着限定で出され、すぐさま姿を消した。 MA-1は1stからEタイプの計5種が出され(F,Gはそれぞれグランドクルー用・寒冷期汎用のためフライトジャケットとして入れてません。)その後はCWUにその座を明け渡すが約20年もの間パイロットの体を守り続けた息の長いモデルとなり、それが昨今のMA−1人気に繋がったのではないだろうか?(マッコイズA−2が出るまでは間違いなくフライトジャケットの代名詞だった。)その弊害でトンデモMA−1が氾濫したのはご存知の通りである。 Dタイプは丁度MA−1の中期モデルでCモデルと大きく違うのはリバーシブル仕様になった点である。機体が撃墜され脱出した時に救難の意味を込めて裏地をインディアンオレンジにした。以後イマージェンシーオレンジは各国のフライトジャケットに採用されることになる。 1stと瓜二つのB-15D(mod)と比べるとかなり簡素化しているのがお分かりいただけると思う。 |
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| フロントジッパーはコーツアンドクラークス社1962年製造のリバーシブルジッパー。悲しいかなクラウンを冠する最後のジッパーである。エンドボックス・スライダー共に緑がかった色をしており、バズリクソンズが復刻で出しているC&Cとは一周りも二周りもサイズが大きい。これがマニアに言わせるとこと「バズのクラウンはクラウンじゃない」なんでしょうね。引き手のレザーは表面側のみでトップエンド(下画像)の始末も務歯の形状このメーカーならではである。驚くべきは既に40年以上昔に製造されたジッパーにも関わらず非常に滑らかな点である。バズリクソンズのクラウンは上げ下げに慣れるまで時間がかかったのを考えるとオリジナルは流石だなと思わせた。 マッシュはこのジッパーをアメリカで発見し、750本手に入れそのうち450本をこの復刻に使用した。残る300本はメンテナンス用に販売している。滑らかと言ってもやはり40年。一本いっておくか・・・ |
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| ウーブンラベルはフロントポケット内に縫われています。復刻に際してどこぞのメーカーを意識して製作したとは言ってないもののこの年代のものの中では比較的程度のよいものを多く見かけることのできるアルファ社製のものをモチーフにしたのかもしれない。 M.O.C.Ltd.Inc.とはマッシュオリジナルブランド名で”Mash Officers Club”の略称である。 |
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| シガレットポケットももちろん標準装備。縫い糸ももちろんミルスペックに準じたもので1972年製造のナイロン糸である。今回の復刻物が1963年モデルだから10年近くの差は出ているが色目的にも遜色は全くない。ジッパーはクラウンの5インチ。このジッパーはL-2系でフロントで使われたこともある。 | |
| 前立て部はスクエアなデザインではなく婉曲したデザインになった。ステッチはジグザグ。中には線状のものもあると言う。 | |
| 表面のスレーキは1970年代初期に空軍に納入されていた生地でレーヨン・ウールの二面織である。もともとはL-2Bのライニングに作られた生地らしい。裏面はコットンスレーキ(生成り)だ。 | |
| ニットカフスもウール100%で”DSA-100-69-C-0401”というコードがついていたようだ。もちろんMA-1用に1969年製造された実物である。 | |
| とまあここまで実物パーツを惜しげもなく投入して作られたMA-1は後にも先にもこれだけでしょう。各メーカーから出される復刻とは明らかに異なった本物を感じました。復刻と言うよりかは復元に近いのかもしれません。出た瞬間ほしくなってマッシュにカタログも取り寄せたにも関わらず、入手できなかったぶ〜にとって「幻の逸品」でした。 市場流通在庫ももうないだろうな、と諦めかけていた矢先になんと青森で発見。しかも安くなってた(汗) 財布の中身も確認しないで保護したわけです(笑)。久々のフライトジャケット衝動買い・・・もう同じようなの6着目か(爆) まだ在庫ありそうな感じでしたよっ。 |
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参照文献:「Flight Jacket BRANDCATLOG1998」 |
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下は広告です。たまに覗いてくださいね、うちの存続のため(笑)
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