LEVIS VINTAGE CLOTHING 01501-0002
本文へジャンプ2008年5月23日 
 久々にLVC青山に行ったときのこと、調度このモデルの加工もののレプリカを販売しておりました。
「これ良くできてるね〜」
「そうなんですよ、限定であとこれ1本なんです。」
へえと壁にかけられたごく自然な色落ち・・・加工の入ったものがこのモデルの加工ものでした。
「これのノンウォッシュ・・・じゃなくてリジッドはないの?」
「これのリジッドはないですね。僕の友人がもってたモデルをモチーフにして作ったもので加工もそのまんまなんですよ。」
「へぇ。色落ちいいね〜でもサイズも合わないか。残念。」
それから2年ぐらい。ぶ〜の戯言を真に受けたかどうかは別として偶然これを発見。
あわてて・・・と言うほどでもないですがサイズもジャストで穿きたいジーンズも無くなってきたので購入に至りました。
 オイラにとって10年ぶりくらいの本家のレプリカ。「俺のケツはLeeにフィットする」とか「俺はLee派だ!」と屋号にすらLee好きと名乗っているにも関わらず、リーバイスレプリカを買ってしまいました。生地は一昔前のリーバイスレプリカによくあったようなのっぺり顔。(昔のレプリカと雰囲気は全然違うんですけど)非常に不安にさせます(笑)恐らく、サンドブラストなど加工をかける上でこれぐらいフラットな方が良かったのでしょうね。
 さてステッチの間隔が非常に細かいです。同時期のリーバイスレッドもそうですが、全体をシングルニードルの本縫いミシンで全体を縫っています。ひょっとするとリーバイスレッドと同じラインを流れていたのかもしれません。
 シルエットも恐らくその友人の501から型取りしたかもしれませんが、1937レプリカのシルエットが実物とほとんど変わらなかったので30年間も同じシルエットかどうかは分かりませんが、1937と穿いたシルエットはそんなに変わらなかったとお記憶します。
 ポケットは入り口を三つ折りで本縫い。勿論その他もシングルの本縫いです。ピッチがあまりにも細かいので生地に糸が沈んでいます。アーキュエイトだけバナナイエローでぱっと見綺麗過ぎかなと思いましたがこうやってマジマジと見ると良い意味で下手糞ぐあいが出てて良いです。リベットは勿論打ち抜きの剥き出し。イスに座るときは要注意です。
 耳は白耳です。当時はアモスケイグ社より生地を仕入れてたので赤耳ではありませんした。そこもしっかり復刻していますね。
耳幅は細身で更に幅はランダムです。少量生産ならではの手の込み様(?)
裾ももちろん本縫い。
 パッチには伝統のツーホースマーク・・・・がない!リーバイスの刻印も一切ありません(汗)
 リーバイスジャパンが正規で出したモデル、しかも商標登録までした501でパッチのデザインが入らなかったものはかつて一度も無かったのでは?
 しかも長方形ではなく微妙にいびつです。加工物はシュリンクし過ぎか、パッチが外れたから何も入れてませんとでも言い訳しそうですね。もちろん本(以下略
 トップボタン、サスペンダーボタンは真ん中が凹んだ刻印あり。
 フライボタンは刻印無しのソリッドタイプ。永年リーバイスレプリカを見てきたぶ〜としては珠玉の出来栄えと言っても過言ではないと思います。
ボタン裏は刻印なし。リベットはリーバイスの刻印。ヨーク部分やベルト部分は地縫い返し。ベルト部は裏か見ると下のステッチが落ちています。しかしベルト下部はしっかり身頃に縫われています。本縫いのみで強度を出す為には必要な縫い方です。オイラも師匠からジーンズつくりを教わった時にこの方法を教わりました。師匠曰く「古いジーンズによくある縫製」だそうです。
 バックストラップは手曲げです。製造物責任法により針状にはなっていませんが調度針の部分が合わせ部分なので針にすることは十分可能です。自己責任で、ってことで。
 ストラップ形状も良い意味で適当に作られており、ベルト部分も当時のに習って2つを縫い合わせています。
 ジーンズに本気にのめり込んでもう10年以上。嫁よりも長い付き合いです。

 そんな長い期間の中でぶ〜のコダワリはこのモデルのこの年代というのが知らぬ間に身についてしまったようです。

 というのも自分の持つ或いは持っていたジーンズを引っ繰り返して眺めていると同じ年代ものを複数持っている事に気づいたのです。

例えば所謂リーバイスタイプは1930年代以前のもの。Leeは1940年代〜1950年代、ラングラーに至っては1947、48年と多少他の持ち物があるものの、複数持つものに関してはこの年代に集中しています。詳しくは今後UPし直していくコンテンツをご覧ください。早く見たいと言う方は表紙からNOMARKPLUSへどうぞ。

 どうやらぶ〜のこだわり、かっこよく言えばフィロソフィーは・・・
・リーバイスタイプ=ルース
・リータイプ=ジャスト
・ラングラータイプ=タイト
と脳内で完結してしまったようです。

 さてこのモデル、私事ではありますがリーバイスのレプリカ・・・あ、否・・・今はリーバイスヴィンテージクロージングなる仰々しい名前が付いているラインの2007年モデル・・・だそうです。
 だそうです、と推測の域を脱していないのは市場に出回る・・・ほど作っていないというか存在すらよく知られていない、勿論ぶ〜ですら聞かされていないモデルだったもので。

 店の人曰く150本限定らしいですが、真偽のほどは定かではありません。ネットで検索しても加工ものばかり掲載されててあとはヤフオク程度の情報。まともにネットで登場するのはここが最初かもしれません。

 手前味噌ではありますが、もっと知りたいと思ったことをググッたら最初に出てきたのはうちのサイト・・・なんて事もあったりなかったりで、それだけマニアックなことを書いてたりするんだな、と思った次第です。

 閑話休題。
 
 さてこのモデルについてですが、1901年のレプリカとの事です。LVC青山で加工向けに出されていたものを未加工のまま市販したようです。

 ギャランティチケット、フラッシャーなどは一切つかず、加工するから必要ないだろ!的な感じです。

 さて細かなディテールは左で書いているので割愛しますが、日本製レプリカもうまく作るようになったと思います。
10年以上前に作られた同年代のレプリカと是非見比べてください。

 見れば見るほどマニアが喜ぶディテールを満載している筈なのに店頭で見たときはオーラ(copyright:kyo-1)があまり出ていないんです。オイラの趣向が変わったのか店頭の陳列が駄目なのか、それとも商品自体に魅力が無いのか、何にしても即決ではなかったです。

 さてこのモデル、投機の対象とするのは気が引けたのでNOMARK名物(?)というか案外要望が多く、うちの企画の中で最も反応の良かった例のアレをやります。

 ・・・今回は名水ウォッシュ!!
 参考文献 特になし。