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ポケット、その他のステッチは全てオレンジのコアヤーンです。非常に浅いアーキュエイト。当時の現行501と同じ形です。デニムはOR(オリジナルアンウォッシュの略称)にも関わらずかなり毛羽立っています。落ち着くまでかなりの時間を要するかと。 |
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フラッシャーも今のLSJレギュラージーンズでは見られないものなので懐かしさが漂ってきます。1960年代復刻とは言っていますが、60年代のフラッシャーとは明らかに違う箇所が数箇所もあり、当時の復刻に対する認識の甘さが窺い知れます。 |
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| 紙パッチも当時のレギュラー501と同じものを使っています。「こんなんだったなぁ」と思わず口に出したくなる紙タグ。表記がちょっと古い感じでほどよくレトロ。10年一昔はよく言ったものです。 |
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赤タブビックE拡大図。プリントではなく、刺繍なのが救いです。両面表記でレジスター入り。 |
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リベットは銅製で被せ形のようです。トップボタン・フライボタン共にアルミっぽい質感。軽いです。裏の刻印は「555」。カリフォルニア州バレンシア工場説が有力ですが、真偽のほどは定かではありません。そこら辺の研究はリーバイス専門サイトさんにお任せしましょう(笑) |
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1986年に所謂赤耳501の生産が終了し、脇割りの501シリーズが始まりました。501オールドと呼ばれる世代の始まりです。単純に生地の幅が倍になった為、生産効率は更に高まりました。
しかし、効率化の波で失いかけていたものがありました。それは風合いです。
501オールド以降のジーンズでは表現しきれなかった赤耳デニムの持つ風合いの復活が叫ばれ、終にコーンミルズ社製赤耳デニムの生産が再開されました。
そしてそのデニムを使った501が復活しました。1992年の事です。
赤耳デニム生産終了から8年が経過、当時の市場ではスリムやケミカルウォッシュが徐々にその勢力を失い、俄かにヴィンテージが動き始めていた頃です。
そんな頃に出されたメイドインUSAがこの501XXORです。
復刻と言うスタンスでしたが、現在の日本製501XXの精密な復刻とは程遠い、「何となくヴィンテージ」感の強いもので、1960年代の復刻とは謳っていましたが、それはビックEが付いただけの赤耳501そのものでした。
それでもリーバイス自身の持つ歴史が精細に一般に浸透するまでは人気があったようで、当時の価格はLSJのラインナップの中で最も高価な16000円でも「XX」の文字が入っていたので売れていたようです。
程なくしてヴィンテージブームが沸き起こります。ファッション誌は挙ってヴィンテージジーンズを特集。リーバイスの歴史も次々と明らかになっていきました。
そうなるとこの501が程度の低い復刻だと言うことが分かってしまい、LSJが本格的に自社の復刻を考えていくようになります。
そして出されたのが1996年の1950年代復刻501XXです。紙パッチで16000円。
本家が本気で復刻を出したという触れ込みで出た瞬間完売する恐ろしく人気出たモデルになりました。
この55501の登場で501XX-ORの役目は終わりました。生産終了での駆け込み需要があったようですが(ぶ〜もそのクチ)
今は古いジーパン屋さんにひっそりと残っているかもしれません。
さてこのジーンズの入手経路を少し。
これは高校生の頃、近所にあった地元ジーパン屋さんに出たばっかの上記55501が欲しくて足繁く通ったんですがタイミング悪く購入できませんでした。
マイサイズのない55501を眺めながらその横にあったこの501XX-ORが目に入りました。当時リーバイス原理主義者だったぶ〜でもすぐに分かる中途半端な復刻でしたが、生産中止でのプレミアム性、北関東の配送場に1本だけ残っていた、とか予約した人が取りに来ないなどのこのジーンズに纏わるエピソードが気に入ってお買い上げになった。
今は実家の箪笥の中で静かに余生を暮らしているだろう。再び会うことは・・・なさそうです(笑)
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