LEVI STRAUSS JAPAN KK LOT.701XX-VW (1992)
本文へジャンプ 2005年1月26日 
 トップボタンはアルミ製っぽいです。
レプリカと言っても時代考証などしっかり行われなかった
頃のものですのでV字ステッチも入りません。501XXでは
なく、201や401など一部No.2デニムなどに採用されていた
俗に言うドーナッツボタンです。
 隠しリベットは701特有なもので尖ってます。これはこれで好きなデザインですが、レプリカとしては「何故?」と思ってしまう仕様です。
 72cm幅の力織機で織られる場合にのみ発生する耳。
とにかく耳使いにしたいという意気込みは感じられます。
ただし折り返しの幅は広く、白地の部分はボディの綾織とは
異なる平織りになっています。平織りは縮みに強い反面、
ジーンズの楽しみである、脇のパッカリングがうまく出ません。
 どちらかと言うと耳部に関しては脇割りに近いパッカリング
が出ます。
 時代考証に合わせるとコインポケット裏は耳使いでなければならないのですが、巻き縫いでしかもチェーンステッチです。レギュラージーンズ仕様が色濃く残ります。
綾耳やコインポケット裏耳使いなどは702が登場し、価格変更を待たなくてはなりません。このモデルから3年は要します。
 バックストラップはベルト部とバックヨークの間に縫われているのが実物のセオリーですが、こちらは完全にバックヨーク部に縫われています。ウエストを引き締める効果は薄く、飾り程度にしか用を足してなません。702でもこの形状が続き正しい時代考証よりはデザイン的な要素が強くなっています。
 赤タブはビックEの片面刺繍でわりと本格的な復刻です。この頃のLSJ復刻502、503Bなどもアーキュエイトは鈍角でレギュラージーンズ然とした雰囲気です。
 パッチの素材は不明です。防縮加工が施されているので酷く縮むことはありませんが、割とよい風合いになっています。XX表記が入っていないのは当時の本社がXX表記の駄目出しをしていたためです。

 リーバイスジャパン(以後LSJ)において初めて出されたバックストラップ付きのレプリカがこの701XXです。

 生産は1992年まで行われ、その後は702XXへと引き継がれます。各所ディティ−ルは旧型の702XXとほぼ同様です。
 701はレディスのヴィンテージにあった品番でしたが、LSJではメンズのバックシンチ付きモデルに使われました。レプリカとは言っていますが全くのオリジナルです。

 この701にも前期型・後期型が存在し、前期型は布パッチモデルでした。ノンウォッシュモデルとこのVW(=ヴィンテージウォッシュの略称)が出されており、これはそのヴィンテージウォッシュで、販売当時の生地の特徴でもある「緑がかった色落ち」になっています。

 今から10年以上昔に生産されておりヴィンテージとしての風格はもうそろそろ出始める頃かと勝手に思っております(笑)

  これは高校生のときに池袋パルコの屋上でやっていたフリーマーケットで入手したものです。綺麗な色落ちが気に入って購入となりました。ただしサイズが28inchと自分にとっては絶対はけないくらいにナロウ。耳付きだから結構高いんだろうな、と値段を聞いてみたら3000円でした。

 ・・・・・や、安いじゃん!!
「あんちゃんほんとにその値段でいいの?」と聞き返しそうになったほど。その場で座り込んで10分ほど考え込むことに。

(レアだから買っておけ!)と囁く悪魔。
(馬鹿、穿けんもん買ってどうする!)と一喝する天使。
 脳内ジハードは激しさましていきました。
しかしこの時点でマニア心を開花させていた為、あっさりと悪魔の誘惑に負けてお買い上げになりました。

(これは絶対レアだ。穿けなくても飾っておこう・・・、いや、もし自分に子供ができたら穿かせよう。)などと17歳のときの脳内悪魔が囁いていたのだ。(馬鹿ですね〜。)

 そして買ったはいいものの帰ると母親には「穿けないの買ってきてどうするの?」と怒られ「しかも古着じゃない!」
 と母親の古着嫌いが災いし、静かに押し入れ行きになってしまいました。

 極最近まで自分でも忘れかけていましたが、押入れを掃除していたときに発見・救出・・・そしてやっと日の目を見ることができた、寂しいモデルです。
 参考文献 特になし。