EDWIN=LEE LOT.23101 BUDDY LEE JEANS
本文へジャンプ 2006年1月30日 
 シルエットはかなりのローラライズ。フライボタンはわずか3つしかありません。バディリー自体幼児体形を模して作られているのでお腹が出た形になっています。そうなるとローライズにせざるを得ません。もう50年以上も昔からローライズってあったんですね(笑)

 至るところがデフォルメされたディテールを有しています。ステッチ幅であったり付属品のサイズだったり配置だったりと。コインポケットすら外されています。(バディリーもそうだったため)
 デニム自体はかなり軽い印象です。10ozぐらいでしょうか。Leeにしては珍しい右綾グレイバックデニムです。何となく色落ちが早い気がします。オイラのレギュラー穿き決定なので短期決戦で望みます。

 こうやって改めて見ると古い筈のものが返って新しく見えてくるから不思議です。
 細かな話は下でしていきましょう。
 パッチはバディリーに付属していたものと同じ印字が施されてます。羊革ということでかなり本格的です。Leeジーンズのパッチは基本的にベルト上にありますが、これは更に下に下がってバックヨーク上にあります。実際のバディリーもそのような仕様となっております。実際にこれを穿いてみるとパッチがベルトをしてもあまり隠れない為かなり目立ちます。
 センタータグは当時と同じもののサイズアップ。ユニオンメイドとしっかり入っています。
 オリジナルのバディリーには実際ユニオンチケットは付いていません。デカ過ぎて。このジーンズにも当然付いていません。(ちょっと残念。)
 トップボタンは「兎に角でかい!」以上(笑)
どれくらいで大きいかは下の対比を参照。
左のもトップボタンですよ。軽く2倍はあります。"L"の字が長い古いボタンを採用しいています。
 フライボタンも同じく通称「ロングL」大きさは通常のトップボタンと同じくらいのサイズ。通常の3倍出ないところが実に惜しいところです(笑)
 リベットも負けず劣らずでかい。オリジナルの当時の背景を考えるとUFOリベットでなく、打ち抜き頭潰しリベットがセオリーなんですが、時間短縮というか工程簡略化のためかUFOリベットを採用しています。
 ポケットはレイジーS(ほんとにゆるい)
勿論本格派で当て布が施されています。
Leeの良心。更にリベットを配しています。
クロススレッドリヘットだと工程が・・(以下略)
 2000年代に入り、LEE JAPANは新たな流れを模索し始めます。

 同業他社のリーバイスがレッドを開始。ジーンズは徐々に高級志向へ。所謂セレブジーンズと呼ばれる高価格帯インポートジーンズが台頭していきます。

 Lee JapanもLee Europeと合同でジーンズを企画したり(=ユーロライダース)、セレクトショップとのコラボレーションによるジーンズを製作したりと独自性と高級志向になっていきました。
 
 その中でアメカジともユーロとも取れるユニークなジーンズが日本企画で発表されました。

 それがこのバディリージーンズです。

 バディリーは1940年代後半あたりから米国で販促活動で採用されたマスコットドールです。
 Leeの巧みな広告戦略により人気を集め、バディリー単体での販売も一部されていたようです。人気は現在も続き、オリジナルはかなりのプレミアものとなっております。(詳しい話はぶ〜かいぶで後述します。)

 尚、バディリードールは2004年に復刻が出され(但しボディはセルロイドではなく、プラスチック。顔つきも微妙に違う)セレクトショップやヴィレッジバンガードなどでも販売されました。ヴィレッジバンガードでしたらまだ残っているかもしれません。

 さてジーンズの話に戻りますが、このジーンズはそのバディリーが実際穿いていたジーンズを人間サイズにしてパターンを引き直したものです。モチーフは恐らく50年代のバディリーでカウボーイスタイルの奴のジーンズかと思います。↓

(※復刻番で出されたバディリー)


 人形ジーンズを実際の人間が穿くという全く逆の発想で作られたジーンズと言えます。ある意味コスプレです。

 バディリージーンズはぶ〜が確認しているだけで4〜5種はあり、その内2種は割とレギュラー価格帯のものと主にセレクトショップに卸していた高価格帯に分かれまして、これはその高価格帯のものになります。

 立ち位置的にはリーバイスのタイプワンに近いものと思われます。但しあり変わらず販路が狭く、あまり見かける事も実際穿いている人もあまり見かけずドロップしてしまいました。

 入手先はいつも通りアウトレット(汗)ひょっとしたらまだ出会えるチャンスあるかもです。
 参考文献 特になし。