WRANGLER LOT.912DEN
本文へジャンプ 2005年月日 
 パッチは塩ビ性。カウボーイ向けのリアルジーンズなので革だと鞍やサドルにくっついてしまうのを恐れての仕様です。味なんか出ないと思ってたら回りが剥げてきてこれはこれでいい雰囲気となっています。ビスネームは縮むことがなさそうなポリエステル糸で刺繍されています。プリントでないところは好感が持てますね。
 ボタンは銅製。凸部はアルミ製とは違いそうですが色は鉛色です。どことなく凄みを感じます。
 リベットは裏も表も刻印なし、凹凸なしのシンプルなものでした。先ほどのパッチでも書いたようにサドルを傷つけないようにしているラングラーならではのこだわりディテールです。
 購入の決め手になった(笑)イデアル(若しくはアイディール)社製ファスナー。
 ジーンズに採用されるのは極めて珍しく、もっぱら軍用のものに採用されています。

 しかもカムロック(通称両ツメ)というちょっと古めかしいストッパーになっています。
 ファスナーが縫われている裏に品質表示タグが縫われていました。すべてプリントです。日本で言う普通のストレートと言ったところでしょうか。
 サイドシームは両方とも巻き縫いで更に3針のトリプルステッチ。これでもかというぐらい頑丈です(笑)
 生地はラングラー特有のブロークンデニム。右綾デニムと左綾デニムのいいとこ取りなデニムです。ラングラー以外使っているメーカーはあまりなかったりしますが。
 80年代の実物です。偶にはアメリカでつい最近まで作られていた”リアル アメリカ”でも。

 何でもない古着屋さんに何でもなく積んであったジーンズでしたが、色落ちとジッパーに惚れて(笑)お買い上げになりました。

 かなり色落ちしてはいましたがその後のひげが現れており、色落ちしたジーンズでもヒゲが付くことを改めて知らせてくれたジーンズでもあります。

 ディテールといったら本当に何でもないもので市販されているレギュラージーンズと何ら変わりませんが敢えてそこをマニアックに説明していこうと思います。

 レギュラージーンズと説明しましたが現在日本にあるラングラーブランドはEDWINが商標を持っており、EDWIN=WRANGLERが出しているレギュラージーンズとは異なり、こちらはメイドインUSAです。

 アメリカ製と日本製(一部中国製)の違いですが何というか雰囲気が違いますよね。日本製や中国製は設計図(ないと思いますけど)通りにきちっと作りましたという印象に対してアメリカ製はどこか「抜けている」(良い意味で)風に感じます。

 それが結果として全体的によい感じになっていく=憧れのアメカジになっていくんでしょうね。
 参考文献 特になし。