UNKOWN BRAND BAFFALO CHECK WOOL SHIRTS
本文へジャンプ 2007年7月30日 
 ウールの強い刺激から首元を守るためにレーヨン製の補強布が縫われていました。着ることをちゃんと考えてますね。
 尿素製だと思われるボタン。猫目ともちょっと違う現代ではあまり見かけないデザインです。ちょっと昔の量販で売られていたシャツのボタンなんて一箇所解れていたら一気に解けましたが、こいつは今でも頑丈で解れる気配すらありません。見習ってもらいたいです。
 年代鑑定に重要なマチ(補強布)があしらわれています。裂けを防ぐ大事な部分です。縫製は巻き縫いのダブルステッチでかなり重圧感のあるつくりです。仕事がほんと丁寧です。
 昨今の手抜きシャツを作っているメーカーも見習ってm(以下略
 前身ごろの裏を返すとユニオンチケットが付いてました。ワークウエアメーカーが作った可能性大です。
 アメリカンカジュアルで思い浮かべるシャツと言えばネルシャツ。(ボタンダウンシャツと言う諸氏もいらっしゃると思うがカジュアルに特化した狭義の意味合いなのでご了承願いたい。)

 古着屋さんをめぐれば必ずと言っていいほど目にします。そのほとんどはコットン100%若しくは化繊混紡ものです。

 そしてコットンより更に防寒性・保温性を高めたシャツはウール製となり、厚手のものはCPOとも呼ばれます。

 今回のものはその中でも定番カラーの黒赤の別名バッファローチェックのウールネルシャツです。格子の大きさでこう呼ばれていますがこれに白が含まれて更に格子が小さくなるとギンガムチェックとなります。

 およそ1950年代から60年代のワークウエアメーカーで作られたと思しきディテール満載で100%ウールなので特有のチクチク感があります。

 保存状態は悪くなく、タグは取れてしまっているものの虫食いなどの損害は無く、およそ50年前のものとは思えないコンディションです。

 発見場所は10年ぐらい前の原宿シカゴ(竹下通りですね。まだあるのかな?)で発見。シカゴは安めの古着をケテゴリ別にいっぱい売ってるお店ですが、その中でぽつんと別の場所にあり、値段もこの年代にしてはお手ごろだったので購入に至りました。

 ここにもし、ビックヤンクだのペンドルトンだのマクレガーだのブランド付いちゃってたら倍ぐらいしたんだろうなと。逆にどんなブランドが付いていたのか思いを馳せるのも楽しかったりします。
 参考文献 特になし。